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2025年11月4日

賃貸ガレージハウスは誰の為に?

一切の宣伝・広告・営業もしていないのに、今月だけでもオーナー希望の方々が多数ご来社及びコンタクト下さりました。

 

近年の傾向としましては、親(70~80代)から相続対策や土地の有効活用などで30~50代の相続人様からのコンタクトが多いように感じます。

 

 

 

また、他のガレージハウスと弊社との比較をされる方が多くなって来ていますね。

※これ重要ですし、大歓迎です!寧ろ推奨しています。

 

 

表計算上のオペレーションだけではなく、しっかりとしたコンセプトやブランディング、入居者属性を理解し、自分の価値観に最も合っているのはどれか?を選択する事が重要な気が致します。

数年単位ではなく、数十年後に大きな差が生まれ、建物を引き継ぐお子様からお荷物と思われる建物は避けたいですよね。

 

折角ネット社会に生きている訳ですから、積極的に様々なリサーチをし比較検討されるのが良いと思います。

 

他社もそうですが、弊社の賃貸ガレージハウスも決して全ての方々にマッチする訳ではありません。

それぞれの特徴を見極めながらご自身で選択する事をお薦めしています。

 

少し話が逸れますが私が20代後半から30代の頃、家具インテリアのプロダクトデザイン契約をしていた時代の一例・・・

 

家具インテリアチェーンA店バイヤーより

家具インテリアチェーンB店で売れている家具よりも安くて売れるデザインをして欲しい・・・と実にざっくりとした依頼有り

逆に家具インテリアチェーンB店のバイヤーからは

家具インテリアチェーンA店で売れている家具よりも安くて売れるデザインをして欲しい・・・と実にざっくりとした依頼有り

これは他社・他店舗製品のパクリ依頼ですよね(笑)

 

当時からこのようなプロダクトデザイン依頼に違和感と嫌悪感を持っていました。

 

そこで私は実店舗売り場へ赴き、バイヤーでは無く最もお客様と近い立場の売り子さんと徹底的にディスカッションをし、それぞれの周辺マーケットでどんな家具を必要としているのか?を導き出した上でプロダクトデザインを実行。

売り子さんとプロダクトデザイン・製品が一体となり、顧客が求める製品を開発し、トライ&エラーを経験し精度を上げて行く事で売れるようになる訳です。

この過程を理解・経験をせず、表面的に真似ても、何故うまく行ったのか?なぜうまく行かないのか?の反省と検証が出来ません。

 

若い頃からこのような実体験をして通じて製品=建物やブランディング・コンセプト・ご入居者様のペルソナ等をとても大切にしています。

 

近年Web上で様々な情報を簡単に取得出来る上、効率を求めるが故に、深く考えて行動する企業が減って来た気がします。

もう一方の視点として建物オーナー様やご入居者様も事前にリサーチしているので偽りは通用しないと思った方が良いと思います。

 

結局、他社製品を表面的に真似たりSNS等へ宣伝しても続かないですし、返って自社を貶めてしまっている事実にも気が付かず、最も重要な得意とする分野での自社製品開発や独自のブランディングと言う根源的な作業を怠る悪循環に陥ってしまいます。

 

何かを生み出し、強い信念を持って自社のブランドを育てる手法に、高効率化や近道はありません。

なぜならその企業の過去や歴史がブランドになる訳ですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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