もっとクルマと「対話して欲しい」「楽しんで欲しい」「あなたの可能性を信じて欲しい」をコンセプトにサーキット走行好きが考えた、新しいスタイルの走行イベント「THE TRACK DAY」。その記念すべき第1回目を、2017年11月9日に富士スピードウェイで開催致しました。
思い起こせば2年半前にR8-GTで何も分からずツインリンクもてぎと言うサーキットで初めて走行した時、恐怖と戦いながら訳も分からずがむしゃらに走りました。
車両の状況も、自分のメンタルもめちゃくちゃでブレーキフェード現象を誘発し、早速サーキットの洗礼を浴びる事に。。。
このままでは危険だ!と思い、他のスポーツと同様、先生(ドライビングを教えるプロ)を探し山口礼プロと出会いました。
と同時に、信頼できるサーキット走行のノウハウに長けたショップさんで車両メンテナンスも行う事に致しました。
それからドライビングスキルの向上は勿論、車両のツボを押さえたチューニング(やみくもにパーツを変えるのではなく、主にブレーキ関係の強化やオイル類・安全装具など)を行い、徐々にスキルアップを果たす事が出来ました。
これからサーキット走行を始める方や、興味のある方々に私と同じ恐怖や、リスクを顧みずやみくもに練習し散財して欲しくない!と言う思いで安全且つ最短距離でドライビングスキルを向上できる企画を関係者様と一丸となってアイデアを練り込んで生まれたのが「THE TRACK DAY」
単にガレージハウスを展開するのでは無く、豊かなカーライフを送って頂きたいとINCELLは願っているからこそ実現出来たと思います。
先ずは参加者さんの車両チェックを行いつつ、ブリーフィング開始です。
開会式では、1日の流れや各走行カリキュラムの注意点、そしてレーシングコース走行時のフラッグ説明などなど、サーキットで走る為のポイントを分かりやすく説明してくれるので、初心者の方でも安心です!
また、このイベントの目玉の1つでもあるインストラクター陣はSUPER GTなど最前線で活躍中のプロドライバーさん達。
今回インストラクターを担当してくれたのは、この4人のプロドライバーの方々。
片岡龍也 選手×Audi RS7パフォーマンス
2017年は、SUPER GT GT300クラス #4 GOOD SMILE Racing 初音ミクAMGのドライバーを務め、2017年はシリーズチャンピオンを獲得!
現役のレーシングドライバーと同時に、国内最高峰フォーミュラレース SUPER FORMULAではTEAM Le Mansのチーム監督も。
細川慎弥 選手×Audi R8V10スパイダー
お馴染みINCELLドライビングアカデミーの常任講師。
SUPER GT GT300クラス #87 SHOP CHANNEL Lamborghini GT3のドライバー。
かつてGT500クラスではシリーズチャンピオン争いを繰り広げていた経験豊富のベテランドライバー。
キッズカートの講師も務め、子供から大人までドライビングレクチャーが可能。
2017年シーズンの第6戦の鈴鹿1000kmでは3位表彰台を獲得しています。
中山友貴 選手×Exige Sport 350 | ロータスカップ出場のカップカー
2017年は、SUPER GT GT300クラス#18UP GARAGE BANDOH 86MCのドライバーを務めています。
過去にGT300クラスのシリーズチャンピオンを獲得するなどの活躍を見せる、実力派ドライバーです。
山田真之亮 選手×Audi RS6AVパフォーマンス
2016年からTEAM UPGARAGE with BANDOHよりSUPER GT GT300クラスに参戦を開始。
2017年はGT300クラスで#26 TAISAN SARD R8LMS FUKUSHIMAのドライバーを務める、若手ドライバーです。
早速、P15(サーキット敷地内にある巨大な駐車場)へ移動。
今回の目玉の1つであるプロドライバーによるデモランや同乗走行用にAudi六本木店さんから4台の素敵な車両とLOTUSの日本総代理店のエルシーアイ㈱から3台の素敵な車両をご協賛頂きました。
このP15でも特設テントを張って美味しいコーヒーやはちみつ、簡易マッサージなどホスピタリティーも充実!
ここでのベーシックトレーニングは、フルブレーキング練習とトレイルブレーキ・コーナリング練習というカリキュラム。パイロンで区切られたミニコースで、インストラクターのアドバイスを受けながらの練習。
2列に並んだパイロンの間をパイロンが始まったところでフルブレーキ。水が撒かれている為、タイヤにやさしくABSも作動し易いので一石二鳥。
※参加車両条件に国産車は排気量2500CC以上とありますが、このTOYOTA86はプレス関係の方なので特別参加です。
このR8V10plusは私のですが、講師の細川慎弥プロの奥さまが最近レースデビューを果たした為、練習させて差し上げました。
トラックの荷台を特設ステージに変更し、皆さんの走りを常時見つつ、ドライバーさんへ無線でリアルタイムにレクチャーを行いました。
次は少し休憩を挟んで、次はトレイルブレーキ・コーナリングのトレーニングへ。
コースレイアウトはこんな感じです。【細川さんの奥さんが、旦那さんから実際にレクチャーを受けながらの走行動画です(笑)】
https://www.youtube.com/watch?v=NF-kvAtUzAI
先ずはコース説明の為にデモラン。・・・何故か私が走る事になりました(;’∀’)
折角なので、細川慎弥プロの奥さんも同乗。
因みにヘルメットのデザインは細川慎弥プロも奥さまも私も共通で、カラーリングパターンを少し変えつつINCELLバイザーステッカーもお揃いです(^^♪
山田真之亮 選手にAudi RS6AVパフォーマンスでデモランもして頂きました!
605馬力もある怪物なのに安定していて、全くスピンする気配すらないですね!とのコメント(笑)
こうして基礎と車の挙動を学びながら、それぞれのプロドライバーに疑問点や攻略法など参加者さんそれぞれが質問し、会得して頂きました。
美味しいランチを2時間たっぷり挟んで午後からいよいよ本コースです!
ビュッフェスタイルでメニューも工夫を凝らしご好評頂けました。
それぞれのテーブルにプロドライバーさんが1名付いて頂き、各ご質問などで盛り上がりました。
ランチで2時間は長いと思った方、ご安心下さい。実は敷地内からP15内までAudi・ロータスさんの試乗車をドライブ出来る時間も含めてです。
私も早速試乗に。やっぱりスパイダーは解放感があって気持ち良い~!
友人のランボルギーニウラカンスパイダーもドライブさせて頂きました!私のR8V10plusとシャシーやエンジンが共通の言わば兄弟車なのに、乗り味は全くの別物。ロールが少なく超~ソリッドでした。
こちらでもプロの同乗走行体験!助手席の参加者さんのコメントが面白いです(^^♪
他の参加者さんもそれぞれ楽しんで頂きました。
そしていよいよ本コース2時間貸し切り走行。
先ずは初心者の方を先導車付きで20分程度慣熟走行して頂きました。
最初にプロドライバーを紹介した時の〇〇プロ×Audi〇〇はこの先導走行や・同乗走行する際の担当車両の事でした。
山田プロには最後尾ではぐれちゃう方が居ないかの見張り役を行って頂きました(笑)
2時間走りっ放しは体力的にも車両的にもかなりキツイので、ご自身の愛車をプロに運転して頂き助手席から直接レクチャーを受けられます!
これが一番上達する近道ですね! 上級者の方から、参加台数がいたずらに多くなく、とても走り易くて思わずベストラップを更新した方も(^^♪ 勿論、初めての方々も程よい緊張と、午前中に学んだ事を実践されておりました。 今回、こちらのロードスターを事前にご希望頂いた方へのレンタルも。 こちらのデモカーへも勿論同乗走行体験頂きました。INCELL R8号もデモ走行状態に。
それぞれの参加者さんが、それぞれの目標とスキルアップされ、とても楽しんで頂けました!
最後に閉会式。
1台もトラブルや事故も起きなかった事を誇りに思います。
ささやかなプレゼントも。
今回の経験が最大のプレゼントかもしれません。
今回は初めての企画で、至らぬ点もあったかと思いますが、第2回目は更にパワーアップして行きたいと思いますので、次回も宜しくお願い致します。
主催
株式会社イングコーポレーション
サポート企業
株式会社 PAZZO 輸入車専門
http://www.pazzo.jp / facebook:Pazzo-Auto-Mobiles
レインボーカラーズ 株式会社 モータースポーツイベント企画運営
http://www.rainbowcolors.jp/index.html / facebook:レインボーカラーズ(株)
株式会社 V A B アフターパーツ製作・企画・エコ商品取扱い
http://www.vab.jp/index.htm / facebook:econano エコナノ
株式会社 アウティスタ レーシングギアショップ
http://autista-s.com/ec/ / facebook:アウティスタ
ゴトコ・ジャパン株式会社
http://www.gulf-japan.com/ / facebook:Gulf Japan
合同会社 上総六角堂 (ド)カズサロッカクドウ
http://www.kazuroku.com/
株式会社T’s concept
http://ts-concept.jp/
Photo by Ryota Sato
特別協力
Audi六本木店
http://www.audi-roppongi.jp/jp_sales/audi_roppongi/ja.html
エル・シー・アイ㈱