今年で3回目の出場となるアイドラーズと言う草レースでは国内最大規模を誇る12時間耐久レースInツインリンク茂木へ参戦して参りました。
今回は前の2回と大きく違う事が有ります。1つはCLUB PAZZO RACINGさんとしての枠は変わりませんが、車両はA1racer。そう、HITOTSUYAMA Gmbhさんよりレンタルさせて頂いた車両での参戦です。
もう1つは、今までドライバーとしての参戦でしたが、今回はドライバー兼、監督。今までと全く違う事をや視点で全体を見渡さなければなりません。
さて、いつものようにP-Tecさんで集合。準備や車両積み込みします。
こちらがCLUB PAZZO RACING➀号車。伊藤代表がドライブする上位狙いのマシンです!
こちらがCLUB PAZZO RACING②号車。前回よりも各種アップデートし安定した走りを目標に!
A1racerチームは6名のドライバー(ステッカーはここでは5名分ですが、後の1名は現地で集合)で完走を目指します。
濱野さんは今回がサーキット初デビュー!
市ノ瀬さん、神山さんは富士でA1racerドライブ済みですが、茂木も耐久も初。小此木さんはご自身の愛車で富士は走行済みですが、A1racerも茂木も耐久も初。
そして今回A1racerチームのタイムキーパーなどの面倒を見て下さる舛田ちゃん。もと、社長秘書の経験もあるので、気の付き方が大変素晴らしい方です。
そして知る人ぞ知るA1チーム代表兼ドライバーのオッサン。
去年より手際よく準備完了。安堵の伊藤代表
A1racerは仮ナンバーで自走。一般道を走る姿も新鮮です(笑)
バビューんと茂木に到着。各車準備・設営など大忙し。
そして片道7時間掛けて来て下さった、A1racerのゲストドライバー小林真奈美ちゃんも無事到着。
これで全員分貼り終えました。
皆で愛情を込めて拭き拭き。
この後A1チームはホテルで各種注意事項やルール・運営方法を懇親会を兼ねて終了。
そして迎えた当日。
改めてルールや運営・ドライビングについて確認。
CLUB PAZZO RACINGみんなと記念撮影!見て下さい、今回25名の大所帯です!伊藤代表が作って下さったTシャツのお蔭で非常に連帯感溢れてます。
そして恒例のグリッド順位を決めるくじ引き。今回は112台中63番グリッド。
A1チームも記念撮影。小林さんが写ってない(;´Д`)
山口礼君と個人的にAudi S-1にお乗りの藤島トモコちゃんも遊びに来て下さりました。興味深々なご様子(笑)
ドライバーの交代順番は➀須田②小此木さん③神山さん④市ノ瀬さん⑤濱野さん⑥小林さんです。
いよいよグリッドへ整列開始。
➀号93番②号車は91番グリッド。
さぁ。12時間のドラマ開始です!
早速、黄旗が乱発。。。
A1は茂木初走行で、Lapタイムも燃費も分からないので、本番中に計測し、無線でチームと情報共有します。
タイムはおよそ2分37秒~40秒。燃費は4キロ弱でした。ターボ車の場合、気温が下がれば一気に5秒は短縮。燃費も4キロちょっとに上がると想定出来ますね。
燃費もLapタイムも分かって来たので、他のドライバーへの指示は車やサーキット・雰囲気に慣れるまでは3分以内を目安に指示。
最初、燃費を計測する為に余分な給油を2度(給油ストップタイム5分×2=10分)しましたが、完走狙いなので気にしましぇん!
私と小林さんは1スティント50分。小此木さん神山さん・市ノ瀬さん・濱野さんは1スティント30分で交代。
その間、1号・2号車も順調に周回。
カメラを向けると反射的にサービスしてしまう精神は、しっかりと共有!
車両の状態や、コースコンディションなどの情報共有は真面目にしとります。(笑)
A1racerのFブレーキパットが予想通り5時間走行時に無くなって来たので交換作業の為にPit In
がしかし、用意しておいたパッドが間違えていて装着不可。。。
綿貫チーフメカと深作メカをはじめ、色々な方々が急遽裏表を入れ替えて2㎜~3㎜の残量確保をして下さりました。
しかし、レースはまだ半分以上残っています。ブレーキを極力使わずの走行や、Lapタイムを大幅に下げて走るなど色々な協議をしましたが、チーム監督として苦渋の選択ですが、安全には変えられないので一旦断念。
サーキット内に居る知人や、AudiディーラーやVWディーラーへ純正PADの在庫確認に奔走。
Audi水戸店に1セット有り。Audi宇都宮店に1セット。どう考えても純正PADで残り時間を持たせる事が出来ないので、水戸店へは自ら引き取りに。
宇都宮店は距離的に時間ロスが大きいのでバイク便に直接サーキットへ配達依頼を掛けました。
小此木さんと共にA45で爆走しレーシングスーツのまま無事購入。ディーラーの人たちが不思議そうに見てました(笑)
早速サーキットへGo!
CLUB PAZZOのメンバー皆さんのお蔭で17:30頃コースへ復帰!最悪なリタイヤは免れました~(;´Д`)
その間も、1号車2号車共に順調に周回。中村浩子さんもしっかり仕事しておりました。流石耐久レースマイスター。
徐々に日も暮れ始めて来ました。
1号車はドアを他車にヒットされてしまうも安定して周回。
2号車は無傷で順調に周回。
私は4時間ほどのピットストップで皆さんの乗車時間が減るのは申し訳ないので監督業に専念。気が付けば残り1時間。
ラストスティントの10分単位が、永遠に長く感じる時間帯です。
ドライバーは孤独と見え難い環境の中戦っています!
そんな中、何と3台共無事にチェッカー!
気になる順位順位は・・・現在暫定に順位に付き1号車2号車は後日結果発表。
A1racerは総合115台中101位Lap数150周 ベストラップ2分37秒068
E2クラス72台中68位。
15台ほど、何かしらのトラブルでリタイヤやその他にもペナルティーを受けたチームもある中A1チームに至っては、ノーコースアウト・ノーペナルティー・ノークラッシュ(ほんの少しフェンダーが擦れましたが)が凄い!
4時間程度出走できなかった事を差し引いても、皆さん冷静に周りを見ながら、無理も無茶もせず正に大人のドライビングに徹した事と、ブレーキ以外は何らトラブルが発生せず初めてでも乗り易いA1racerのお蔭です。
今回初めて監督兼ドライバーと言う大役で、至らない点が多かったとは思いますが、事故も無く完走出来た事を誇りに思います。
また、伊藤代表をはじめCLUB PAZZO RACINGの皆様。本大会を運営されたアイドラーズの関係者の皆様。茂木のコーススタッフの方々。車両レンタル頂いたHITOTSUYAMA Gmbhの一つ山代表。
お陰様で良い夏の思い出が出来ました。
来年もチャレンジしたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。