2018.3.17日に富士スピードウェイで開催されたETCCにインセルドライビングアカデミーを受講して頂いている方のご要望でインセルAudi RS3号と受講者様のAudi RS3の2台で4時間耐久レースに参戦して参りました。
僕の任務はこの受講者さんを安全に完走まで導く為のレクチャーと、1つでも順位を上げる為に全開で周回し貯金をする事です。
但し、我々のチームには他車との性能調整の為に大幅なハンデが課せられてしまいます。。。
ハンデ①
メロンパン×4ッ
これを走り終えて戻った瞬間に食べ終えないとゼッケンの張り替えとラップタイム計測器の付け替え作業を開始出来ないのです。
因みに40~50分全開で走った後の口内はカッサカサで本当に辛いんです(笑)
ハンデ②
出走台数11台中、最後にスタート。。
最初にスタートした車両から実質、7分近く遅れてからのスタートとなります(´;ω;`)
さぁ、どうなることやら。
最初のスティントは受講者さんが行います。
様々なレギュレーションが有り、1時間以内に交代もしなければならないのですが、燃費が極悪な車両なので逆に1時間近く燃料を持たせつつ、ラップタイムもなるべく速く周回しなければなりません。
ただ走るのでは無く、そこを考えながらのレースなので中々難しいのです。
そんな中、初戦にも関わらず見事に燃料をセーブしつつ平均2分3秒前後で周回しておりました!
一回目の走行を無事に終えた途端、恐怖のメロンパン(笑)
1つのメロンパンを平らげるのに掛かった時間は6分位=2周分になります(;’∀’)
食べ終えたらゼッケンと計測器を付け替えて僕の出番です。
僕も1本目は50分以上燃料を持たせられるかデータが無いのでセーブしながらの走行です。
以前7時間耐久レースに出た時は満タンから実質40分位でガス欠ギリギリでした。
ラップタイムとガソリンの減り具合をピットとやり取りしながら情報を共有します。
無事50分以上持たせる事ができました。
そして恐怖のメロンパン(笑)
僕は食べ終えるのに1個目は2分位=1周分のロス。
受講者さん2本目。すっかり緊張も解けて楽しんで頂いているようです。
順調に周回を重ねて下さりました。
僕はその間、大会からのインタビューを受けちゃいました(笑)
他のチーム2台と接戦でしたので、次は僕が他チームを突き放す任務です(;’∀’)
しかし、元々僕のタイヤは中古タイヤでしたのでこのまま全開で行くとバーストのリスクもある為、残り無交換でセーブしながら行くか、同じく少し程度は良いけどグリップ力は低い中古タイヤで全開で走り切るかを協議し、グリップ力の低い中古タイヤ行く事にしました。
想像していた以上に、前後のタイヤ銘柄の違いで当然グリップも違う為、酷く運転し難かったですが、泣き言は言える立場にないのでフルプッシュ!!
ピットロードでメロンパン持ちながら待ち構えている仲間を見るとゲンナリします(笑)
メロンパンを平らげ、バトンを渡しましたので、受講者さんが最後チェッカーを受けてくれることを願いながら待ちます。
途中、ベストラップを更新され2分丁度位で周回しちゃっておられたので、燃費大丈夫か!!心配に・・・
でも、ちゃんと戻って参りました(^^♪
初戦で見事優勝!
これからもインセルドライビングアカデミーの方々と、色々なレースで一緒に参戦出来たら良いですね!
これからも程々に頑張ります。