今年もツインリンク茂木で開催されたアイドラーズ12時間耐久レースに参加致しました。
その時の様子を公開しちゃいます!
レース当日の様子がクローズアップされがちですが、実は数週間も前からレースは始まっています。
先ずは1号車CLUB PAZZO RACING(プジョー106)は前回の4時間耐久レースで残り10分の時にまさかのエンジンブロー。
戦闘力が高く、優勝が見えていただけに非常に悔しい思いをしました。
それからコツコツとメカニックさん達が、仕事の合間に修理していたのですが、エンジンの加工屋さんから予定通り仕上がらず、不眠不休で何とか本番の2日前にエンジンに火が入り、近所を走った程度でのぶっつけ本番に挑む事となりました。。。
到着すると既に皆さん準備作業に追われていました。この日の気温も余裕で35度オーバー・・・
暑さ対策(ドライバーへの)を急遽行います。
何と!扇風機まで(笑)でも、車内温度が50度は超えるであろう中、1時間近く走りっぱなしの為、切実なんです・ハイ。
一方、白ロド号も各部チェック中。この様に印しておけば、忘れる事もありませんね。
どれだけ暑いかTシャツのシミが物語っていますね~。
皆さんがマジメに作業しておる中、私も真剣?にブレーキのエア抜きお手伝いです。
深作さんも、丹精込めて窓拭きしています。
様々な機材なども積み込み、ようやく出発!
積み込み完了だぜぇの表情?
途中、夕食を済ませバビューンと茂木パドックで、早速荷降ろし。
途中、近所のオッサンが【おうぅ・なにやってんのぉ?ああ・明日のレース・・ふぅ~ん】って絡まれました。
皆の力で、サクッと完了。これからホテルで作戦会議です!
そして迎えた朝。皆で記念撮影!
各車、車検を終えていよいよスターティンググリッドへ。
白ロドのドライバーは①工藤さん②私③深作さん④?!写真には写ってませんが星さんの4人体制
プジョーは①伊藤さん②原口さん③山田くんの3人体制
今回の参加台数は約100台!壮観ですね~。
2台共混戦の中、上手く他車をPASSし順調に周回を重ねて行きます。
白ロド号は1スティント50分を目安に工藤さんから私にドライバーチェンジ。
その時!工藤さんから(エンジンが全然吹けない・・・)と情報伝達。
確かにブ・ブ・ブ・ブォーンって吹けない(焦)!
でも気にしつつも周回していたら突然直って一安心!
不安だらけだったプジョーは逆に、なんら問題も発生せずに伊藤さんから原口さんにバトンタッチ。
白ロド号も私から深作さんへバトンタッチ!んが?!?!
直ぐにPITへ戻って来てしまいました。。
エンジンが吹けない症状が再発。。
懸命に原因を探し、処置をします。
その間も、プジョーは順調に周回し、あっと言う間に7番手走行!
白ロド号は手当てをし、再度コースインするも、やはりダメっぽいので、出走を諦め人的資源をプジョーに集中投入します。
流石に深作さんも、星さんもがっくり。。
どうやらエンジンコンピューター関連が怪しいと。。こればかりは現場でどうにもなりません。
(ツー・・)え~・・・PITよりドライバーへ~。昼飯は何にしますか~?(ツーーーー)無線繋がってない。
皆お茶目ですが、車内は灼熱地獄。
何だかんだで6時間経過でフロントタイヤのみ交換。
コース上のタイヤカスお分かりになります?ラインを外すと、べっちょりタイヤに付いてしまい、車の挙動が乱れるので非常に気を使います。
何のトラブルも無く、あっという間に日も暮れて。。
100台近くがエントリーしたはずなのに、恐らく30台位がリタイヤ。。それだけ過酷なんです。
そして、タイムが速くても、その分燃費が悪化し給油回数も増える上、レギュレーション違反すると厳しいペナルティーも科せられる為、チーム力も重要です。
山田くんも安定の走りでラストスティントの伊藤さんにチェンジ。
もはや職人な表情。男が惚れてしまう~!
送り出したメンバー全員に安堵の表情。
しかし、前回4時間耐久レースの時はクラストップを独走し残り10分でまさかのエンジンブローだったので、我々は魔の10分を過ぎるまでちょっぴり心配。
でしたが、無事チェッカー!!!
白ロド号も皆で手押しでチェッカーを受け、完走扱いとなりました。
車にもお疲れ様でした!と本当に思う瞬間です!
そして、関係者皆と喜びを分かち合うのも最高です!
白ロドのリザルト
総合88位 Lap数43周:BL2分36秒149
プジョーのリザルト
総合6位 Lap数249周:BL2分28秒623
クラス3位!
これで、今年の夏も終わり・・・と言う位の楽しいイベントでした。伊藤社長をはじめ、関係者の皆様、灼熱の中、撮影して下さった佐藤カメラマン。今年も有り難う御座いました。来年も宜しくお願い致します!!