車好きの方でしたら1度は聞いた事がある筑波サーキット。
車業界の各種媒体でタイムアタックの聖地と呼称されているコースです。
全長は僅か2キロ
ストレート区間は短く平均速度は低いものの、高低差もありテクニカルなレイアウトで些細なミスでラップタイムが出なくなってしまうコースです。
2022.8.11日に参加台数18台による5時間耐久レースが行われました。
大会名は【SEV耐】
このコースでセーフティーカー業務を30年に渡り行っている松本さんからのお誘いで、急遽ドライバーとして参加させて頂く事になりました。
写真右のスープラは松本さんが乗っているセーフティーカーです。
今回私がドライブする車両は写真左HONDAのFIT RS【JAF規定によるレース専用車両】
この車両で私を含め5名のドライバーと共に戦いました。
1日のザックリとした流れは
練習走行兼予選
・ドライバー⓵
・ドライバー⓶
・ドライバー⓷
・私
・ドライバー⑤
の順で走行致します。
普段は富士スピードウェイやツインリンクもてぎ、時々鈴鹿サーキットなどの国際サーキット以外、このコースを走る事は滅多にない上、FIT RSをドライブするのも初。
先ずはドライバー⓵~⓷のコースにも車両にも慣れていらっしゃる先輩方のLAP TIMEを参考にしてみます。
レースルールもしっかり頭にインプット!
耐久レースなので燃費は良く、LAP TIMEは速くと言う矛盾したオーダーをどの次元で成立させるかと同時に今回の車両特性を速やかに把握せねばなりません。。。
【予選結果】
何と!私が出した1分9秒8がチームの中でTOP TIMEでした。
総合順位ですと4番手タイム。
因みに1位・2位はVITAと言うフォーミュラーカーに近い車両でドライバーラインナップも現役GTドライバーの布陣。
3位はロータスエリーゼ。
【5時間耐久レーススタート】
ドライバーの乗車順は予選の時と同じで、私に課せられた監督からのオーダーは(余り燃費を気にせず順位を上げて下さい!)です(笑)。
レースの車載カメラ動画をご覧下さい。
長丁場ですが、私は動画3時間辺りから1時間ドライブしています。
レース中にベストラップも更新しレース中盤ロータスエリーゼとの激しいバトルもありましたが、監督からのオーダー通り総合3位に浮上し最後のドライバーへバトンを渡しました。
結果、総合5位にて無事にレース終了となりました。
普段ハイパワーな車両で走る機会が多いのですが、小排気量でローパワー車の方が私にとっては奥が深くFFの楽しさも味わえた1日でした。